とうがらし(唐辛子)たかのつめ(鷹の爪)

とうがらし 〔タカノツメ〕

  • トウガラシ

ナス科

アマゾン川流域が原産地といわれ、
新大陸発見後ヨーロッパに伝えられた(1493年)が、それが辛味のない「甘味種」として発達した。一方、16世紀にポルトガル船によって東洋に運ばれたものは、東南アジアを中心に「辛味種」として発達した。日本へは、豊臣秀吉朝鮮出兵(1592年)のとき、種子が導入された。
栽培は、果菜の中では最も高温を要し、生育適温は日中30℃、夜間25℃である。
辛味種には〔タカノツメ〕〔ヤツブサ〕〔トラノオ〕〔ナガミトウガラシ〕などの品種があり、辛味成分のカプサイシンが多い。
香辛料として料理に、薬用として健胃薬や皮膚刺激剤に用いられる。
朝日園芸百科 (21) 朝日園芸百科より

6月の下旬頃、肥料を買いにいつもの店に行ったら、「よかったらつれて帰ってやって。」と店の端っこから持って来て袋に入れてくれた。黄色くなった葉も落ちかけ、てっぺんに緑色の実のついたトウガラシ2本。
「から〜いタカノツメだから、他の野菜と離して植えて。」といわれ、長いプランターに植え込んだ。せっかく我が家に来たのだからと、肥料と水をせっせと遣っていたら枝が広がって葉も緑たっぷりになって沢山の実をつけている。
この調子だと、今年は自家製タカノツメがたっぷり使えるぞ とウヒヒと喜んで居る今日この頃。