なわしろぐみ(苗代茱萸)晩秋の芳香

ナワシログミ

  • ナワシログミ

グミ科
高さ1.5〜3mの常緑低木。秋咲きグミの代表種。果実は翌年の初夏、苗代を作る頃に熟し、食用になる。


神戸市立森林植物園*1の「森林もみじ散策」が始まった。いろいろなイベントがあるようだが、今日はフリーハイキングに参加した。園内では11時の散策会で1時間ほど紅葉の案内をしてもらい、その後2時過ぎまでのんびりとあちこちを歩いた。
山裾の道の傍にナワシログミが所々に生えていて、すばらしい芳香を漂わせていた。すぐ近くにはアキグミの丸い実が、おいしそうなオレンジ色に照っていた。
紅葉はまだこれからが本番のようだが、緑の中の紅葉も印象深い。
「シアトルの森」のモミジバフウは紅葉が進んで落ち葉がふかふかだった。

「天津の森」のカイノキは柔らかな緑の中で燃え立つような紅葉だった。
カイノキは学問の木といわれ、岡山の閑谷学校のものが有名だが、近くでは神戸大学にも植えられているそうだ。