ししがしら

シシガシラ

  • シシガシラ

日本の特産種の羊歯で、常緑。北海道から九州まで、山地の中などに生える。
葉は、胞子が出来る胞子葉と、胞子が出来ない葉との区別がある。
胞子葉は直立し、羽片のつき方がまばらで、冬に立ち枯れする。


この辺りの山は、アカマツと広葉樹が多い。そのうえ炭焼窯が近くにあることからして、大木は少なく株立ちの木が多い。
木の葉が落ちると、山全体が明るくなって、今まで気付かなかったものが見えてくる。
嬉しいのはシダ、嬉しくないのはゴミ。
昨日は連れ合いと二人のミニクリーンハイクをして、大きなゴミ袋を担いで帰った。


今日は3月上旬の気温とかで、穏やかな天候だったので谷の方へ下りてみた。
シダはよく見ると夫々違うのだが、見分けが難しくてよくわからない。
シシガシラは冬になると渋い茶色の葉になるので何とかわかるものの一つ。とほほ〜〜。
シダの区別がつくようになると面白いだろうと思うけど、踏み込んだらどこまでも迷い込みそうで…。
シダといえば陰湿な場所が好きなのかと思っていたが、明るいところに群生しているものもある。
シシガシラは少し日も当たる所の斜面に生えている。
写真を撮った後、茶色の葉を2本頂いてきました。