ひめうず(姫烏頭)

ヒメウズ

  • ヒメウズ

キンポウゲ科
高さ15〜30cmの小形の多年草。本州中部以西〜九州の草地、石垣、林の縁に生える。
袋果がウズ(トリカブト)の果実と似ることからの名。袋果を結ぶと地上部は枯れる。


山道を歩きながら、少し高みになっている所の3〜4m奥が何となく気になった。横に見ながら通り過ぎたが気になり、引き返して入り込んでみた。ヒメウズが群生していた。ここはまもなくいろいろな植物が生え茂り、そうなると、入る勇気など無くなる場所だ。
去年は別の場所で花が終わっていたのを見つけ、残念な思いをした。今年はヒメウズが私を呼んでくれたような、不思議な気持ちになった。
5mmほどの小さな花が下を向き、山の風に揺れている様は、可憐ではかなげだが、茎や葉はしっかりしている。正に「山野草」という名がぴったりの花。

今日は暖かく、2時間ほど歩いた。私お気に入りの尾根道で、今年初めての蛇様に遭遇。