うぐいすかぐら(鶯神楽)と みやまやまうぐいすかぐら(深山鶯神楽)

  • ウグイスカグラ
  • ミヤマヤマウグイスカグラ

写真を専門家に見ていただきました。この花は、花托に毛が無いのでヤマウグイスカグラということです。
スイカズラ
高さ2〜3mになる落葉低木で山野に自生し、また、古くから庭木などに栽培されてきた。
ウグイスカグラは無毛、ミヤマウグイスカグラは茎から花まで毛がある。
ヤマウグイスカグラは両者の中間ということです。
果実は甘味があって、食用となる。


鶯の鳴き声も本格的になってきた。山を歩きながら近くで鳴かれると、耳をつんざかんばかりの声にびっくりする。小さな体のどこからこんな大きな声が出るのかと、感心する。口笛で真似をすると、「ケキョケキョケキョ…」と警戒音を出す。「あっちへ行け。」と言っているらしい。鶯には申し訳ないけど、時折こんないたずらをしながら山歩きする。


ウグイスカグラもミヤマヤマウグイスカグラも今丁度花盛りで、道端の明るい場所で、細い枝先に可愛らしい花が下がっている。
個体差にしては葉の色や全体の雰囲気が違っていると思って、専門の方に尋ねたら、
「以前は3種類に分けていたが、今では全部ウグイスカグラと一くくりにしている学者さんもあるし。」とのこと。
私の感想では、ウグイスカグラはやさしげで、ミヤマヤマウグイスカグラは葉の色も濃く、野性味に富んでいるように思います。

  • ウグイスカグラ

  • ミヤマヤマウグイスカグラ