サフラン

サフラン

アヤメ科サフラン
地中海東部に自生し、また、有用植物として紀元前より栽培されている球根植物。
雌しべの赤い部分を摘み採って乾燥させ、通経、鎮痛、鎮静の生薬として、また料理の香りと色づけに利用する。
一つの花からわずかな量しか採れないため高価になり、西アジアから中東で「同じ重さの金より高い」といわれた。


サフランの花が今年は沢山咲いた。
玄関ポーチの際の南天の木の足もとに毎年顔を出す。いつ植えたのかも覚えていない。
こんな条件の悪そうな場所だけれど、どうやらここが気にいっている様子なので、掘りあげて別の場所に移す勇気も出ない。花の時期から、お手軽な「ヒメコウモリの糞」という肥料を撒いて、腐葉土をふかふかにかける。


サフランが咲くと我が家の庭の花も一段落し、冬の準備に入る。