ぬるで(白膠木)の果実

ヌルデの果実

  • ヌルデ(別名:フシノキ、シオノミ)

ウルシ科ウルシ属
高さ2〜5mの落葉小高木。
樹液は器具などに塗る。葉軸に出来る虫こぶを五倍子とよび、薬や染料になる。
果実が熟すと塩辛味が生じる。採取して日干しにしたものを漢方で塩麩子(えんふし)といい、下痢止めなどの薬になる。また、果実からはロウを採る。



ヌルデの実は、酸い味のある塩辛さなどと書かれているが、なんといってもウルシ科。かぶれそうで、舐めるどころか近寄りたくもない。確かに、実は塩をまとったように白くなっているのだが。


今日は、雲は多いが風が爽やかな一日だった。山を抜けてスーパーへ。昨日は一日中小雨が降り続いたせいで、山道はぬかるみが多かった。
ツルリンドウの赤い実や、白く可憐なセンブリの花が、山道に優しい彩を添えている。