たちしのぶ(立忍)

タチシノブ

  • タチシノブ

ホウライシダ科
葉の長さ30〜80cmの常緑多年草。本州中部以西、四国、九州に分布する。
日当たりの良い崖、土手、林の縁などに生育する。
高く立ち上がる胞子葉は、葉が細かく切れ込み全体が繊細。



昨日のホラシノブで、去年田舎道の竹やぶの崖の南で見た緑色のタチシノブを思い出した。栄養葉を見に行こうと思いつつ、忘れていた。華奢な緑色の葉が、冬の陽射しを受けて風にそよいでいたっけ。
シノブと名がついてもソーラスの形が違っていたように思い、画像を出して見た。とがった葉先にあわせるように、ソーラスも細長い。
タチシノブのソーラス    08年1月15日撮影

シダ類は、見分けが難しいです。緻密な観察が必要なようで、どうも苦手です。
昨日の観察会での先生の熱の入った指導で、フモトシダとベニシダとマルバベニシダが判った気になったけど、さて、今度一人で見た時に分かるかどうか?


今日は、未明からの雨が一日中しょぼしょぼ降り続いた。