はなとらのお(花虎の尾)

ハナトラノオ

シソ科
アメリカ東部原産の宿根草。日本には大正時代に渡来したとされる。
別名のカクトラノオは、花穂と茎が四角形をしていることより。


うす曇で風も出てきた草取り日和に、重い腰を上げた。
ガーデニングなどという洒落た気分ではなく、もんぺに大きな帽子、腰の前後に蚊取りをぶら下げて、夏の間に茂った草と格闘し、2時間余りでギブアップした。


今、庭の一角に宿根草が入り乱れて咲いている。
ハナトラノオは花盛り、シオン、シュウメイギクも咲き始めた。どれも毎年大胆に株を引き抜いて間引くのに、元気にきれいな花をつけてくれる。
広くもない庭のあちこちに走って広がるのにうんざりして鉢植えにしてみたが、管理が下手なせいかいじけた感じ漂う株なってしまう。
ハナトラノオは好き放題に走り、私は引っこ抜く。これが、どちらにも性に合っているらしい。


昨夜は総選挙の開票速報をみていたせいで、いささか寝不足気味の一日だった。