ジンチョウゲ科
高さ1〜2mの落葉低木。
和紙の材料としてよく知られるコウゾ・ミツマタ・ガンピのうちこのガンピは栽培が難しい。
ガンピの繊維は半透明で光沢があり、また細くて粘着性がある。
古来より重用された[鳥の子紙]は有名。
山を15分くらい登ったあたりから、道の両側に生えている。
石ころだらけのガレ道で、足元の高さ位の細い小さな木にも花が咲いている。
鼻を近づけると、かすかに上品なさわやかな香りがする。
開いた花数も昨日よりも多くなり、曇り空の下ゆっくりと香りに浸った。
ちなみに、茶花に喜ばれるガンピ（岩菲）はナデシコ科の花で、全く別の植物です。
