末黒(すぐろ)のススキ
- ススキ
イネ科
日本各地に生える秋の七草の一つ。
- 「末黒のススキ」は野焼された後の茎の先が黒くなった状態のススキ。
野焼の後の土手には新緑が芽吹き、二月の野焼直後とは趣が違う。
2月にちょこっと芽を出していたヤブカンゾウも葉を広げている。
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- 末黒のススキとヤブカンゾウの新芽 2月25日撮影
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- スギナの緑色をバックに、末黒のススキがよく目立つ。
雨と寒さの中、植物観察会に参加。雨の河原の土手を、リュックに合羽に傘のいでたちでぞろぞろ歩いたり立ち止まったりのグループは、傍目にどううつるだろうかと、我ながら可笑しくなった。
弁当も食べないでの解散となったので、「寒い時分の空きっ腹は風邪引きの元」と思い込んでいる私は、駅のベンチで腹ごしらえをして帰途についた。