しまあし(縞葦) 庭の涼風  

シマアシの花穂

子どもの頃から、実家の庭にあった。
池の周りの石組みの間に、ずっと同じような本数で涼やかに生えている。
母の祖父がお気に入りだったらしい。


ウチの庭に持ってきたら、根が走って殖える殖える。
庭の雨水桝の近くに植えているのが元気の元のようだ。
実家は同じ姿を保つためにせっせと手入れをしているようだ。
友人は鉢植えに仕立てて、玄関前に涼しげな演出をする。
私は自然に任せているので、今、大きいものは1.5mあまりに伸びて穂をつけている。
風を受けてそよいで、これもまた野趣がある。


シマアシを活けるときは、節*1
の所をポキッと手で折って使うと、水揚げが良いです。

  • シマアシ

イネ科の多年草

*1:節が見えないときは、茎を指で軽くなでると、葉が出ている下2〜4cm位のところが少し膨らんでいるのが手触りで分かります。そこが節です。