すいらん(水蘭)

スイランの花

  • スイラン

キク科
水辺に生える多年草。葉はシュンランに似て細長い。



植物観察で古い池の湿地に入った。先生の「植物を踏まないように、足下に気をつけて。」という注意を最初に聞いて、皆が先生の後に続いた。
足首くらいまでの小さな植物が多い中で、タンポポに似た黄色い花がすんと立っている。葉は見えず、高さ70cmほどの細い茎が、上の方で枝分かれしている。花はてっぺんの一個だけで、枝先には小さな蕾がついている。
なんだろうと名前を聞いたら「スイラン」。えっ、ラン?。余計「?」。地面の草むらをかき分けて細い葉を見てなんとなく納得した。


茎も葉も撮れていなかった。残念。一人では行けそうもないし。直径3cmほどの花だけが撮れていたので、今日の花ということで。
観察会では普段行かない場所で、沢山の花を教えてもらえるが、じっくり見られないのが残念なところだ。帰りの電車の中でお仲間数人とそんな話が出たが、10年選手の方の「また来年、と思う方が細く長く楽しめるよ。年々ステップアップしていくし。」という言葉に、素人の楽しみ方のコツを教わったような気がした。