2007-01-01から1年間の記事一覧

つるりんどう(蔓竜胆)の実

ツルリンドウ リンドウ科 山地の林内や林縁、山野などに生える多年草。長さ40〜80cmのつるになって他のものにからむ。 道沿いの林の下に生えているススキに巻きついたツルリンドウの、紫がかった赤い実がつやつやと輝いていた。 小指の先くらいの大きさの実…

全体の直径、高さそれぞれ20cmあまり。なんでしょう?

あきのきりんそう(秋の麒麟草)

アキノキリンソウ(別名:アワダチソウ) キク科アキノキリンソウ属 山地の日当りに生える多年草。高さ30〜80cm。 帰化植物のセイタカアワダチソウとは同属。 若葉はゆでて食用、茎と葉は薬用になる。 センブリが開いているかと見に行ったが、まだ蕾だった。…

ユリノキ

ユリノキ(別名:ハンテンボク、グンバイノキ、ヤッコダコノキ、チューリップツリー) モクレン科 北アメリカ原産の落葉性大高木。日本へは明治時代に入った。 初夏の頃直径6cmほどのチューリップのような花をつけ、秋には松かさ状の果実がなる。 秋の黄葉が…

いぬざんしょう(犬山椒)

イヌザンショウ 高さ2〜5mの落葉低木で、雌雄異株。 山野の日当たりの良い所に自生する。 サンショウに似るが良い香りがないので犬の名が付いた。 果実は咳止め、去痰の薬になる。 明け方から降りだした雨が一日中降り続いた。雨の日は落ち着く。 花粉も飛ば…

こうやぼうき(高野箒)秋の陽がちろちろと

コウヤボウキ(別名:タマボウキ 玉箒) キク科 高さ50〜100cmの小低木。本州の関東以西、四国、九州の日当たりの良い山地に自生する。 高野山では竹箒を作らず、この木で箒を作ったことからの名。 山道の両側に咲いている。今年しゅるしゅると伸びた細い枝…

 神戸花時計の花

テランセラ ヒユ科 ブラジル原産の一年草または多年草。 秋に葉が美しく色づく。観葉ものとして花壇に植えられる。 シロタエギク キク科 地中海沿岸地方原産の多年草。茎や葉が白い綿毛におおわれていて美しい。 花壇やロックガーデンに植えられる。 リュウ…

やぶまめ(藪豆)軽やかに巻き上る淡紫紅色

ヤブマメ(別名:ギンマメ) マメ科 長さ80〜100cmのつる性の一年草。 林縁、道端、野原の日当たりの良い所から日陰まで幅広く生育する。 いつもの山へ入った。脚の調子を確かめつつ歩いた。歩けそうだけど下りが不安なので、半分の所から引き返した。下りは…

やくしそう(薬師草)秋じゅう斜面を黄色に染める

ヤクシソウ 高さ30〜120cmの一年草または二年草。 日当たりの良い道端、林縁に生える。 多くの茎を出し、沢山の花をつける。 若芽はゆでて食べられる。 近くの南東斜面に一面に咲いている。今年は暑さのせいか葉の緑が冴えない。それがまた、春の黄色とは違…

こうやまき(高野槙)

コウヤマキ コウヤマキ科 日本特産の一科一属一種の木。高さ30mほどになる常緑の大高木。 和歌山県の高野山に多いことより付いた名で、高野山では霊木として保護されている。 フリーハイクに参加した。朝方の小雨で山田道はしっとり湿り、草木も露に濡れてい…

だんどぼろぎく(段戸襤褸菊)

ダンドボロギク キク科 北アメリカ原産の帰化植物。 草丈50〜150cmの一年草。 愛知県の段戸山で初めて、帰化していることが知られたことより付けられた名。 庭にダンドボロギクがやってきた。 空き地などでよく見かける草だが、おもしろそうなので一本だけ大…

きんもくせい(金木犀)秋の香り

キンモクセイ モクセイ科 ギンモクセイの変種。 萌芽力があるので刈りこみに強く、また花の芳香を愛でられ庭木や生垣に植えられる。成木は移植に弱い。 6日からかすかに香りだしたキンモクセイが満開になった。 7日の夜から降りだした雨が、昨日は一日中降っ…

みぞそば(溝蕎麦)

ミゾソバ(別名:ウシノヒタイ) 草丈30〜100cmの一年草。 低地や山地の川岸、溝、池、湿地に生える。 草の形がソバに似ていて、溝に多く生えることからの名。 別名は葉の形が牛の頭に似ていることによる。 近くを流れる川の川底に今花盛り。上からのぞいて…

なんばんぎせる(南蛮煙管)淡紅紫色のパイプ

ナンバンギセル ハマウツボ科 林縁や山野のススキなどに寄生する一年草。 神戸市立森林植物園*1に行った。 いつもは1時間で歩く山田道をゆっくり1時間半かけて上った。 昨日のリハビリで、スポーツトレーナーさんから「ゆるい坂を上るだけ。下りはまだダメ…

はーとかずら(ハート蔓)

ハートカズラ ガガイモ科 南ローデシアから南アフリカにかけて自生するつる性の宿根草。 葉は多肉質でハート形、花は長さ約2.5cmで基部はふくらみ、暗紫色をした上部は5裂して先端は接合する。 ハートカズラの花が今年はたくさん咲いた。花も葉も、色や形が…

われもこう(吾亦紅)秋の赤色

ワレモコウ バラ科 日当たりの良い山野に自生する多年草。 茎は直立して高さ30〜100cm。 花は花弁がなく、暗紅紫色の花弁のように見えるものは萼。 漢方では、根を止血薬にする。 山の日当たりの良い道端に時折見かけるが、すっくり立った茎はいつも風にゆれ…

つるむらさき(蔓紫)ビタミン、ミネラルたっぷりの夏野菜

ツルムラサキ(別名:セイロンホウレンソウ) ツルムラサキ科 熱帯アジア原産。若い茎葉を食べる野菜として、熱帯全域および温帯暖地で古くから栽培されている。害虫、病気は殆んど見られず栽培しやすいため、露地や鉢に植えて観賞用に、フェンスなどに絡ま…

よしのあざみ(吉野薊)

ヨシノアザミ キク科 ナンブアザミの変種。中部地方西部から近畿、中国地方に分布する。 近くの山際で、今年は9月の初め頃から次々と咲き続けている。 背の高い株は2mくらいにもなって風にゆれ、いろいろな虫がにぎやかに寄ってくる。 今日から10月。郵政民…

きくいも(菊芋)秋の野を黄色に染める

キクイモ キク科 高さ1.5m〜3mの大形の多年草。北アメリカ原産の帰化植物。幕末にイギリスからもたらされ食用、飼料用として栽培された。 塊茎には果糖やイヌリンが含まれ、アルコールや飴などの原料となる。 今では野生化し、道端、草地などで多く見られる…

あきののげし(秋の野芥子)秋風にゆれる淡黄色

アキノノゲシ キク科 高さ60cm〜2mの一年草または二年草。 日当たりの良い荒地、道端などに生える。 若葉は食用になる。 昨夜の雨と、今日の曇り空で風が冷たい。 カルチャーの申し込みに出かけた。半袖では寒く、七分袖に木綿のベストを着てせっせと歩いて…

あおみず(青ミズ)おいしそうな緑色

アオミズ イラクサ科 高さ30〜50cmの一年草。林の日陰に自生する。 若い茎や葉を食用にする。 細い沢の縁の湿地に群生している。緑がたっぷりで柔らかい葉はおいしそうに見えるが食べたことがない。 明治生まれの義母は元気もので、数年前までは私が好きだか…

のささげ(野ササゲ)林縁にほのぼのと

ノササゲ(別名:キツネササゲ) マメ科 長さ1〜3mのつる性多年草。 山裾の枯れ枝や低い木に捲き登り、ノササゲが黄色い花をつけている。 近寄って見ると、色づきかけた薄紫色の莢が美しい。 黄色い花と、緑から紫色に変わっていく莢と、柔らかな緑色の葉の…

ちぢみざさ(縮み笹)

チヂミザサ イネ科 高さ10〜30cmの小形の一年草または多年草。 山野の林縁や道端、竹林などに生える。 縮緬織りのように縮んだ葉の形から名がついた。 茎は長く横にはい、節から根と茎を出す。 我が家の庭にも、アジサイの下に生えている。ちょっと湿っぽい…

あめりかたかさぶろう 稲穂の傍に可愛らしく

アメリカタカサブロウ キク科 川岸、溝、水田などに自生する帰化植物。 昨日の午後から降り出した雨は、昨夜中降り続いた。 このあたりの最高気温は30度をきったらしい。昨日までの蒸し暑さに慣れた身には涼しくさえ感じられた。夏から一足飛びに秋になるの…

ひがんばな(彼岸花)野原の真っ赤なじゅうたん

ヒガンバナ(別名:マンジュシャゲ) ヒガンバナ科 高さ30〜60cmの中形の多年草で、古く中国から帰化。 川の土手や田の畦道に咲き、秋の彼岸の訪れを告げる。 球根は有毒。花が枯れた後、葉がのびてくる。 キクバヤマボクチが開いている頃だからと勇んで山に…

かりがねそう(雁草)

カリガネソウ クマツヅラ科 高さ60〜100cmの多年草。山地の林縁、草原に生える。 草全体に臭いがある。 連れ合いが森林植物園に行った。 目的はハイキングとおいしいソフトクリームだったが、哀れな私のために花の写真を何枚か撮ってきてくれた。 「珍しい花…

ふいりやぶらん(斑入り藪蘭)

フイリヤブラン ユリ科 ヤブランの園芸品種。 性質が強く、日陰でも日当たりでもよく育つ。 花壇の縁取り、グランドカバーなどに使われる。 玄関アプローチ横のフイリヤブランの花が咲いた。 土止め目的に植えているので、明るい色彩の葉が主で花はおまけの…

みんと すっきりさっぱりの強烈な香り

ミント シソ科 日本やヨーロッパなど世界中にいろいろな種類が自生する、シソ科多年草の代表的ハーブ。 ティー、香辛料、ポプリ、精油、香料、花壇などに利用される。 道端からもらってきたので名前がわからない。 その場所は、道から少し斜めに下がった日当…

にら(韮)年中重宝な野菜

ニラ ユリ科 中国西部原産の宿根草。葉に独特の臭気がある。 日本、中国、インドなどで葉や花茎を食用にする。 種子、株分けで殖やす。 プランターに植えて、真冬以外せっせと刈り取って食べる。 義母が株をくれるとき「刈ったその手で肥料やんにゃー。」と…

Welcomeの草たち

カヤツリグサ・ツユクサ・ハゼラン ゴールドクレストの鉢に、一昨年から種を蒔いて野草の寄せ植え風を目指していたら、今年やっと、よく茂ってきた。 ブルーのツユクサは午前中、ピンクのハゼランは午後に開く。ハゼランの実も朱色に色づきだした。 他人様の…